アドベンチャーワールド「春のおはよう！パンダ　　―朝活パンダに会える、学べる―」

2024年3月12日に、アドベンチャーワールドのプレスツアーに行ってきました。朝からどしゃぶりで動物たちは大丈夫かな？と思うほど。

開園前のパークに特別に入園させてもらい、朝ごはんタイムにパンダラブに行くと、結浜がむしゃむしゃと竹を食べていました。

相変わらず、とんがり頭がかわいい結浜。激しい雨音もなんのその、とにかくひたすら食べている！ 1日 15～20kgもの竹を食べるというから、飼育スタッフさんは本当に大変です。

食べ終わったあとは、おもむろにやぐらに登り、うんちタイム。まるで洋式トイレに座っているかのようなポーズです。

すっきりしたあとは、ゴロリと寝そべってスヤスヤ眠っていました。

途中で飼育スタッフさんがドア越しに呼んでも、無視（笑）。相変わらずマイペースな結浜です。
でも、パンダがスヤスヤ寝ているのはリラックスしている証拠。こうしてのんびり暮らせる環境にいるということは、貴重なことだと思います。

隣には楓浜が。初めて会ったときはまだ 1 歳だったから、こんなに大きくなって・・・と感無量。アイパッチのハネ方がトレードマークの楓浜は、すっかり美人さんになりました。
定番のガラス越し 2 ショットを見ると、幼き頃に楓浜と結浜がガラス越しに見つめあっていたシーンを思い出して胸が熱くなりました。今はお互いそれぞれ自由気ままに生活しています。パンダは単独で生活する動物なんだと改めて実感しました。

パンダラブのやぐらが複雑な形をしているのは、遊び方が無限大になるように、との理由から。野生のパンダの行動範囲は広いので、動物園の限られたエリアの中で何ができるかを考えて設計されているそうです。こうして動物本来のライフスタイルを送れるように工夫されているんですね。

かつて、このやぐらの上で、デン！と座っていたことから社長と呼ばれている彩浜。この日はブリーディングセンターで活発に動いていました。

ツアーでは、スタッフさんが、普段は間近で見ることができない、パンダのうんちを見せてくれました。今朝したばかりのホヤホヤの状態。

タッパーに入ったうんちは、なんだかおはぎのようです。左の緑色うんちは葉っぱの部分をたくさん食べたときに、右の黄色うんちは茎の部分をたくさん食べたときのものだそう。
同じ竹でも、食べる場所によって、こんなにうんちの色に影響を及ぼすんですね。においを嗅がせてもらったら、干し草のようない～い香り。まったく臭くない！ パンダって本当に不思議な生き物です。

「パンダの指は何本？」など、パンダの豆知識を学べる楽しいクイズコーナーもありました。私は堂々と間違えましたが、答えは 5 本です（笑）。

子どもも大人も楽しめる「どうぶつ写真ずかん」

アドベンチャーワールドには、パンダだけではなく、いろいろな動物たちもいます。パンダ目当てで動物園に通いはじめたけれど、いつの間にか他の動物も好きになったという人も多いですね。パンダをきかっけに、ほかの動物や自然環境へと興味が広がっていくのはすばらしいことだと感じます。
こうして見ているうちにすっかりペンギンに夢中になった私は、「どうぶつ写真ずかん」作りに没頭。実は地上でも動きが早いペンギンをチェキで撮るのは難易度が高く、一苦労でした。

キットでいただいた、どうぶつ写真ずかん。写真はうまく撮れなかったけれど、童心にかえって楽しめました。子供から大人まで夢中になれるイベントです。思い出に持ち帰れるのもうれしいですね。

アルバムを作りながら食べたパンダ肉まん。かわいくておいしくて、一気に 2 個食べました。

パンダづくめ！マリオットホテルのパンダルームへ

アドベンチャーワールドで遊んだあとは、南紀白浜マリオットホテルのパンダルームに。4 月 13 日からリニューアルするということで、ただいま駆け込み予約が殺到中だそう。

壁にはバーンと７頭が。現在、日本にいる良浜・結浜・彩浜・楓浜はもちろん、永明さんや桜浜・桃浜もそろっているのを見るとパンダファンとしてはうれしいです。

畳がパンダ型にくり抜かれていて、職人技のすごみを感じます。我が家にも１枚ほしい！

ベッドスローもパンダ柄。細かいところまでパンダづくめ。

部屋のあちこちに隠れパンダがいるのも楽しみのひとつ。何頭いるか探してみてくださいね。

足跡もさりげなくてかわいい！

今、宿泊すると竹のしおりがもらえちゃう！ ３つコンプリートしている人もいっぱいいるそう。